Step1 気づく
座っていても立っていても、差し支えなければ目を閉じて、意識的に姿勢をまっすぐにし、今この瞬間、どのような状況であるかに意識を向けます。そして、自分自身の内なる体験に意識を向け、それに気づき、以下のことを問いかけます。
- いまこの瞬間の身体感覚はどうだろうか。
- 気分や感情はどうだろうか。
- いま、心の中に浮かんでいる思考はなんだろうか。
Step2 集める
呼吸に伴い生じる身体的な感覚に再び注意を向けます。最も呼吸をしっかりと感じる箇所に意識を向けます。空気が入ってくる間ずっと、そして出ていく間ずっと、これらの感覚に意識を向けます。
Step3 広げる
気づきの領域を呼吸の周りに広げ、体全体の感覚、体の姿勢、顔の表情を含めるようにします。
広がった気づきをその日の残りの時間に向けていきます。
呼吸空間法は自動操縦状態から出て、今この瞬間につながる方法を教えてくれます。呼吸空間法を行う度に、呼吸と自らのより広い体験に気づきます。