日本人外部講師紹介

IMCJ/IMAにより実施されている、国際的な基準(IMI Newtork)に準じたMBSR講師養成トレーニングの所定の過程を経て、MBSR8週間コースを提供することのできる講師です。

※ in Trainingの講師は、経験豊かなスーパービジョンをうけながら、8週間コースを提供します。

小保方馨 MBSR講師

精神科医師になって28年が経ちました。

様々な研修会に参加する中で、マインドフルネスのことを耳にすることは時々あり、その中で、弁証法的行動療法やハコミセラピーの中で、マインドフルネスが重要な位置を占めることを知りました。

東京認知行動療法アカデミーでマインドフルネスの講座を受け、
2019年に東京マインドフルネスセンターで、MBSRの8週間コースを受けました。

2020年にInternational Mindfulness Center Japan(IMCJ)で、MBCTの8週間コースを受講後、2021年よりIMCJのMBSR講師養成講座を受け、今日に至ります。

自らがマインドフルネスを実践した体感として、喧騒から離れ一人の静かな時間をもつことで、起きる時間が早くなったり目覚めが良くなったりし、食事がおいしく感じられ、朝の景色が変わり、感動しやすくなり、頭が冴えたり、発見したりといった変化が起こりました。

そうした体験を皆さんと共有できる機会が持てることを嬉しく思います。忙しい日々の生活の中で自分を取り戻すきっかけとなります。
一緒にマインドフルネスの輪を広げていきましょう。


家永千夏 MBSR講師

作業療法士。精神科の病院で慢性期の統合失調症の方を中心とした作業療法に従事。その後認知症関連の病棟やデイケアに従事。

精神科クリニックの気分障害圏・発達障害圏のデイケアに勤務しています。

そこで、マインドフルネス認知療法、認知療法、ACTなどの心理療法に出会いました。そして、自分も体験したいとマインドフルネスを本格的に学びだし、それが、いつしか自分と向き合うツールとなっていきました。

唯識論を学びの入り口として、マインドフルネスのベースとなる考えに触れていき、かつ身体感覚を高める面白さと大切さを実感していきました。自分が学びを継続していく中で、痛みとの付き合い方、感情との向き合い方など硬く握りしめていたものが手放した体験を伝えていきたいと思うようになりました。

身体感覚を大切にしたいとヨーガ講師の資格をとり、少しずつですがお伝えをする機会をもっています。自分の体験とそれを裏打ちする知識や言葉が合わさったときの楽しさをご一緒出来る仲間を増やしていきたいと思い学びを続けています。


江崎浩明 MBSR講師

公認心理師。産業カウンセラー。

大学で情報学、大学院で心理学を学び、現在は病院・企業・学校において、カウンセリングや研修、講師業務に従事。自他に優しく・柔らかく生きるためにマインドフルネスに取り組んでいます。

相談業務で用いる認知行動療法の中で必要となるセルフモニタリング能力(自分で自分の心や体の状態に気づく)向上のため、IMCJでMBSR(マインドフルネスストレス低減法)とMBCT(マインドフルネス認知療法)のコースを受講しました。

その後、仕事、夫婦間、子育て、介護など様々な問題を抱える相談者様とのやり取りや、自分自身の生活の中で、それらの問題や生きづらさを軽減するための土台として、マインドフルネスの持つ静かなしかし力強い効果を実感しています。

継続的に取り組む価値と意義を感じ、本格的にMBSR講師としてのトレーニングを行っています。


粟野加代子 MBSR講師

大学卒業後、米系石油会社、仏系メーカー、仏系金融など外資系企業勤務後、現在は、地域活動に従事。

自身の病気体験からマインドフルネスに出会い、IMCJにてMBSRコース終了後、現在MBSR講師養成コースに参加し、 現在、8週間コースを提供しています。

悩みや苦しみを抱えながらも、そんな自分を認めるのに躊躇したり、困っている。病名が付かないけれど、健康健全であるともいえないような状態で、不具合をなんとなく我慢してやり過ごしている。そんなことに心当たりのある方は多いと思います。

他人との関わり合いや親子関係、老いへの不安、日々の生活の中で心をざわつかせる様々な出来事、そんな普通の人々のためにマインドフルネスを生かしていくことを大切にしたいと思います。

瞑想を通して、自分自身をやさしくケアし、そして、一緒に瞑想をしていく仲間との関わりを通じて、いたわりの気持ち、一人ではなく、支えあってそれぞれがあるんだということを実感していく、そんな経験を分かち合っていけたらと思います。


叶香代 MBSR講師

臨床心理士、公認心理師、 小学校と大学でスクールカウンセラ―業務に従事。

日々のカウンセリングの仕事の中で、様々な方と出会ってきました。

生真面目すぎる方。完全な子育てをしたいあまりに、うっかり怒鳴ったり、手が出そうになったりでひやっとしたり、自分の事を責めたりするようなことで悩んでいる方。もう少し穏やかに子育てをしたい。

できれば楽しんで子供と一緒に成長したいと考えていらっしゃる保護者の方。また、子育ては問題ないけど何故か空虚感がある方。 私自身は、子育てでは、思わず出た声の大きさに、自分で驚くこともありました。自分自身に起きていることにいかに無頓着でいたのかを実感する出来事でした。

マインドフルネスを学ぶこと、学び続けていくことが、が自分にとって必要な事であり、また、ぜひ皆様にご紹介して、ご一緒に学んでいきたいと思っております。

マインドフルネスを体験し継続して試み続けることで、以下のようなことが起こることがあります。

1、様々な悩み事について優しくゆったりと向き合っていたら、自然と解決方法が浮かんでくるようになった。(以前はイライラ焦りながら解決を急いだ)。

2、家事や仕事が全てバラバラで全部しなければいけないと思っていたけれど、今は自分にとって重要なことは何かを考えてじゅうようなことを優先してできるようになったので満足感がある。

3、自分の人生にとって本当に大切なことをじっくり考えて、愛する人や大切なことに費やす時間を作れるようになった。

以上のようなことについてご自身が気づいて大切にすることで、お子様の問題は自然と解決する場合もあります。中には一時的に前よりも深刻な問題に直面する場合もあるかもしれません。

それでも、マインドフルネスを日々の習慣に取り入れることで、そんな難しいと思っていた困りごとにも優しくなれて、本当は困りごとを家族と解決しようと思えることが自分の人生にとって貴重な瞬間だという風にも思えるかもしれません。

体験なさる方の個性や状況によってマインドフルネスは様々な知恵や試練を与えてくれるのですが、その為の一番の伴侶となるあなた自身を育てるお手伝いができればと願います。


内田恭子 MBSR講師

ドイツ・デュッセルドルフ生まれ。アメリカ・シカゴ、横浜で育つ。慶應義塾大学商学部を卒業後、フジテレビアナウンス室に入社。退職後、以前から興味のあった心理学を学ぶ中で、マインドフルネスに出会う。

身体を鍛えたり、身体にいいものを摂取したりと、今の時代は身体へのケアが重視されるように なってきました。それでは心のケアはどうでしょうか。目の回るような日常やたくさんの 情報に囲まれ、そして家でも外でも一人でたくさんの役割を担って生活をしていると思い ます。そのような中で、自分の心に向き合ってあげられる時間はとれていますか?

身体も心も調子が悪くなるとサインを送ってくれますが、その前に自分で気付いてあげられ る力をつけていくことがマインドフルネスです。それによって、自身の思考や感情の癖、 どうストレスに反応しているかが分かるようになり、自動的にそういったことに振り回さ れずに、冷静に選択肢をもって物事に対処することができるようになっていきます。

毎日変わるお天気のように、私たちの心も調子のいい日もあれば、思うようにいかない 日、嬉しい時、悲しい時と、その瞬間瞬間で変わっていきます。そんな自分を評価するこ となく、大きく抱きしめて、優しさと温かい気持ちをもって、そっと寄り添ってあげられ るのも自分だけです。マインドフルネスでは決して無理をする必要はありません。ご自身の ペースでそのままのご自身と向き合う時間にしていきましょう。