マインドフルネスストレス低減法(MBSR)の資格制度

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マインドフルネスストレス低減法(MBSR)は、Jon Kabat Zinn博士により開発され、マサチューセッツ大学から、欧米を中心に広がっていきました。その過程で、様々な大学、トレーニング機関、各国の講師協会などで、様々なスタイルで講師養成が行われています。このような状況下で、MBSRの倫理とトレーニングおよび教授の基準を定めるため、各国、各機関のマインドフルネス講師が2015年にワークショップを開催し、マインドフルネスベースのプログラムの基準づくりに着手しました。その結果、倫理・基準書が設定されました。

そこにはマサチューセッツ大学マインドフルセンターに長い間在職しMBSRを指導したSaki Santorelli博士、マインドフルネス認知療法(MBCT)の中心機関となっているOxford Mindfulness CenterのWillem Kuyken博士などが名を連ねています。

また、2015年の国際会議では、Rebecca Crane博士、マサチューセッツ大学マインドフルネスセンターのOasis Instituteで指導をおこなったFlorence Meleo-Mayer氏(現Brown大学)などとならびIMAの創始者であるLinda Lehrhaupt博士が5名の初期運営メンバーの一人として関わっています。

なお、マサチューセッツ大学は現在では講師養成トレーニングを実施していません。

現在では、各国の講師が集まるIMI NETWORK(International Mindfulness Integrity Network)として、以下の10名がワーキングパーティーのメンバーとなっています。

  • Timothea Goddard (Mindfulness Training Institute, Australia)
  • Allan Goldstein (Center for Mindfulness, San Diego, US)
  • Lot Heijke (EAMBA, and Present Mind, the Netherlands)
  • Günter Hudasch (Institute for Mindfulness-Based Approaches, Germany)
  • Linda Kantor (Institute for Mindfulness South Africa (IMISA))
  • Lynn Koerbel (Mindfulness Center, Brown University, US)
  • Dawn MacDonald (The Mindfulness and Well-being Consultancy, Inc, Canada)
  • Camilla Sköld (Centre for Mindfulness, Sweden)
  • Maura Kenny (Mindfulness Training Institute, Australia (active in development phase))
  • Catherine Phillips (The Mindfulness Institute, University of Alberta, Canada (active in development phase))

IMI NETWORKの定めている倫理、トレーニング基準については、こちらより確認いただくことができます(英語版のみ。近日中に該当箇所を和訳予定)。